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Manual

処理活用マニュアル

解体処理施設の事業計画の検討

解体処理施設を運営するには「原料の仕入れ」と「販売」が基本となりますが、それらの数値をおおまかに算出してみましょう。
地域の状況(捕獲奨励金や道路などの社会基盤、飲食店などの販売先等)によっても異なりますが、基本的な考え方として、下記の様な簡単な計算をすることで、大まかな収支を算出してください。
収支計画が赤字になる場合は、どこに課題があるのかを検討し、事前に解決方法(時期限定等)を考えておきましょう。

※下記の収支計算は、搬入頭数の違いに関する例であり事業計画を保証するものではありません。

収支計算表

Point

「捕獲頭数」の数値に注意

  • イノシシの捕獲数のデータには、成獣と幼獣(ウリボー)が混ざっていることに加え、食肉に活用しにくい幼獣(ウリボー)の比率が高いことが予想されます。
  • 捕獲されやすい時期とされにくい時期がある地域が多く、施設のキャパシティーを超える時期が多いと、実際に解体できる数は捕獲頭数よりもずっと少なくなってしまいます。

Point

搬入個体の品質のばらつきに注意

  • 被害防止の一環で捕獲されたシカやイノシシを施設に搬入する場合、食肉にすることを目的に捕獲していない場合、食肉にできず廃棄することになります。それらが施設の収支を悪化させる恐れがあります。
  • 例えば、腹部へ着弾した個体は利用不可となり、放血が不十分な個体は、食用利用不適となります。一方、放血不十分な個体は、ペットフードとしては好まれる場合があります。