1.趣旨
農林水産省では、より安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図るため、平成30年5月に「国産ジビエ認証制度」を制定しました。
本制度は、厚生労働省の『野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)』及びカットチャートによる流通規格の遵守、適切なラベル表示によるトレーサビリティの確保等に適切に取り組む食肉処理施設の認証を行う制度で、現在、31の事業者が国産ジビエ認証を取得しています。
また、食品衛生法の改正が行われ、全ての食品等事業者に対し、HACCPに沿った衛生管理の実施が義務づけられ、令和3年6月に本格施行となりました。また、本改正に伴い、令和2年5月に野生鳥獣肉のガイドラインについても、一部改正されました。これらの改正により、各処理施設においては、衛生管理計画を作成するなどの取り組みが求められます。
一方、ジビエの需要を拡大し、流通を広げるためには、流通するジビエの安全性の向上及び透明性の確保を図ることが重要です。
このため、国産ジビエ認証制度の説明のほか、食品衛生法やガイドラインと処理施設向けのHACCPのポイントについて解説する食肉処理事業者向け説明会(講習会)を開催します。
2.会場・開催日時
オンライン説明会(定員30名):令和4年12月14日(水)13:30~15:00
(Zoomミーティングによる開催)
※後日、説明会参加者向けに施設見学を実施予定です。
オンライン説明会参加者へ、別途ご案内いたします。
3.内容
・オンライン説明会
(1)「ジビエの利用を巡る最近の状況について」
(農林水産省農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課)
(2)「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針やHACCPについて」
(厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課)
(3)「食肉(ジビエ)処理加工施設の衛生管理について」
(麻布大学 教授 森田幸雄 氏)
※(1)~(3)それぞれの講演後、質疑応答があります。
・施設見学
国産ジビエ認証の取得施設において、認証を取得するために必要な取り組みについて解説します。
4.定員・主な対象者・参加費等
6.主催
株式会社一成(国産ジビエ認証 事務局)
7.参加料
無料(ただし、会場までの交通費は参加者が各自負担ください)
8.その他(施設見学での新型コロナウイルス対策について)
・感染対策の徹底のため、来場前の検温、ソーシャルディスタンス(できるだけ2m(最低1m))の確保、咳エチケット、
マスク着用、手洗い、消毒の徹底にご協力ください。また、スタッフの
誘導、指示に従っていただくよう、お願いいたします。
9.申込み・問い合わせ先
申込書をダウンロードし、各項目を記入の上、下記までFAXあるいは、メールで送信してください。
国産ジビエ認証委員会(事務局)
株式会社一成 環境事業部 (担当:大山、埴岡、村井)
〒675-1217 兵庫県加古川市上荘町薬栗27-1
TEL:079-428-0682 FAX:079-428-2427