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ジビエ利活用関連情報

Certification

国産ジビエ認証

目的

国産ジビエ認証

この制度は、捕獲した野生のシカ及びイノシシを利用した食肉(以下「ジビエ」という。)の処理を行っている食肉処理施設の自主的な衛生管理等を推進するとともに、「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」(平成26年11月厚生労働省作成)に基づいた衛生管理基準の遵守、カットチャート による流通規格の遵守、適切なラベル表示によるトレーサビリティの確保等を適切に行う食肉処理施設を認証することにより、より安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図ることを目的として農林水産省が制定しています。
※農林水産省HPの国産ジビエ認証制度のページ

国産ジビエ認証の取得のメリット

1.国が定めた衛⽣管理や基準を遵守している事業者であることを、国が指定した国産ジビエ認証委員会により審査・登録された認証機関が認証

国(厚⽣労働省)が定めた「野⽣⿃獣⾁の衛⽣管理に関する指針(ガイドライン)」を踏まえた認証基準を満たすことで、衛⽣管理が体系的に実施できるので、透明性の⾼い⽣産・衛⽣管理が可能となり、万⼀の⾷品事故等への原因究明が容易になります。また、これにより「取引先からの信頼獲得」につながります。

2.商品の差別化が図れる

商品に認証マークを表⽰できるので、消費者の商品選択に役⽴ちます。

3.国産ジビエ認証は全国共通のルールで運⽤されているので、全国的な取引には特に有利

全国⼀律の認証基準なので、取引先への説明が容易です。なお、国産ジビエ認証に係る認証基準についての情報は、農林⽔産省のwebサイトから誰でも簡単に⼊⼿できます。

4.第三者機関による年1回以上の監査で、衛⽣管理体制を定期的にチェック

衛⽣管理基準等を遵守した⾷⾁処理の継続した実施の確保、職員の作業習熟度の違いによる作業ミスや慣れなどによる⼈為的ミス等のリスク防⽌のためには、年1回以上の監査が必要です。
⾃らが⾏う監査と第三者機関が⾏う監査をダブルで実施することにより、継続的な衛⽣管理基準の遵守が可能となります。

国産ジビエ認証の認証事業者に求められるもの

  1. 国内において捕獲したシカ及びイノシシをジビエとして処理を行うために食品衛生法の許可を受けた食肉処理事業者であること。
  2. シカ/イノシシ肉処理施設認証制度認証基準(チェックシート)に定める事項を遵守していること。
  3. 国産ジビエ認証制度カットチャートを遵守していること。
  4. 包装されたジビエに表示するラベルの記載事項を遵守していること。
  5. 出荷する製品について、関係書類でトレーサビリティの確認が可能であること。

国産ジビエ認証の認証事業者になるためには

認証取得を目指す食肉処理事業者の方は下記のリーフレットとガイドブックをダウンロードして、ご確認ください。
また、申請される食肉処理事業者の方は、登録された認証機関にお問い合わせください。

株式会社一成では、農林水産省鳥獣被害対策交付金鳥獣利活用支援事業(その3)の交付を受け、国産ジビエ認証委員会の事務局運営を実施しています。(平成30年度~令和4年度)