事業案内 人・動物・環境の健康・人獣共通感染症 人と自然の適切な関係づくりを支援します 世界的蔓延となった新型コロナウイルス感染症は、動物を介して人へ感染したと考えられており、自然環境と人の健康の関係性について見直されるきっかけとなりました。私達の周りには、たくさんの細菌やウイルスが存在しており、野生下の環境と人が暮らす環境との適切な関係づくりの必要性が高まっています。 その中でも特に高病原性鳥インフルエンザやCSF(豚熱)等の感染症は、食品など、私達の生活にも密接に関係しており、またそれらの発生時には早急な対応が必要になります。さらに、鳥獣被害対策等の活動中に動物と接触することで、動物が保有する病気に感染する恐れがあるため、各種事業の中でも人獣共通感染症へのリスク管理が必要です。 一方で、自然環境は生態系サービス等の例に代表されるように、人間の健康にも不可欠な存在であり、自然の中に身を置くことでやすらぎを得るとともに、自然を活用したウェルビーイングの実現も求められています。 当社では、行政や研究者、企業等と連携し、自然と人の健康に着目した事業に取組んでいます。 国・地方自治体の政策・計画づくりの支援 専門家委員会の企画・運営 感染発生地域における現地調査 学術研究のための現地サンプリング作業支援 主な実績 国立公園等の自然環境における新たな魅力の活用検討業務(環境省) イノシシ、ニホンジカ等の適正かつ効率的な捕獲個体の処理および完全活⽤システムの開発(環境省 環境研究総合推進費(3K163003)) スマート捕獲・スマートジビエ技術の確立((国研)農研機構生研支援センターによる委託研究事業) …他多数