入社15年目

九州の大自然をフィールドに、自然とそこに関わる地域や社会の課題解決のために、全力で頑張っています。

私がこの会社に決めた理由は２つあります。一つは、環境分野の中でも、自然や生き物に関わる仕事ができること。もう一つは、計画から現場、報告書作成まで全てかかわることができるからです。

自然や生き物に関わる仕事は、特に多様な要素が関係している場合が多く、調査結果だけでは読み取ることができない現場の状況が多々あります。そういった視点から当社の「生物に学び、自然に還る」というスタイルに惹かれるものがあり、一成に決めました。

入社後数年は本社勤務にて全国の様々な現場をまわり、自然や生物調査をしてきました。現在は、シカの個体数管理や植生回復事業をはじめ、自然景観や生態系保全の取組みまで、九州の多様性に富んだ自然と地域の課題解決に関わりたいという想いから、希望により九州支店に勤務しています。

どの現場にも支えてくれている地域の方がいますが、社会の転換期にある中、どのような形を目指せば良いか、どうすれば取組みを続けていけるか、現場に近い環境で悩みながら働いています。

どんな仕事も簡単ではありませんが、小さな課題が一つ解決したとき、一つの提案が成果につながったとき、一つ一つの節目でやりがいを感じています。

また、各仕事の現場で関わった地域の方や関係者の方に労いの言葉をもらったときなどは、感動と感謝を得られると同時に、モチベーションも上がるのでより頑張れます。あとは、傍で見ている自分の子どもが不意に誇ってくれていたときでしょうか。

学生時代の就職活動は貴重な経験になると思います。自然に関わる仕事は決して選択肢が多くない中、まずは実際にみて触れられる機会を活用し、業界の仕組みや仕事の特徴を知った上で、就活に挑むことをお勧めします（私自身、学生時代のインターンシップ経験が活きています）。

当社でもインターンシップやアルバイトを募集しているので、興味がある方は一度来てみてください（私が勤務する九州支店も歓迎です）。