入社20年目
自然環境が有する多様な機能をインフラ整備に活用する、「グリーンインフラ」の概念を実現するのが我々の使命です。
この会社に決めた理由は何ですか?
小さいころから自然環境に興味があり、お世辞にも綺麗とはいえず、また多様性も乏しい家の前の小川等で、アメリカザリガニやナマズ、カメ等を捕まえて育ちました。また大学(土木工学出身です)での研究テーマも河川工学について研究したこともあり、可能であれば河川や自然環境に関わる仕事に就きたいと考えていました。
そんな中、先輩社員の面白エピソード満載の就職カードを偶然見つけ、「当たって砕けろ」の精神で不慣れな関西へ飛び込み(出身は静岡です)、採用をいただくことができました。
現在携わっている仕事内容について教えてください。
入社当初は河川の自然再生等に関する調査や、地域の方と一緒に取り組む業務を経験しました。
特に「ホタル”も”住める川づくり」等の多自然川づくりについて、先輩方と四苦八苦・試行錯誤しながら、地域住民や子供たちの想いや、専門家等の助言・指導を踏まえた整備内容を検討する業務に携わることができた事が私にとって非常に大きな経験となりました。
その後は、干潟、森林、野生動物、離島、農業等のありとあらゆる分野に携わる調査・設計等の業務を経験し、現在に至っています。
やりがいを感じる瞬間は?
調査や設計に係る業務では、自分が関わった河川整備、森林整備等の事業が整備後も持続的に活用頂いている様子を見ると、「うまくいってよかった!」という満足感と共に、正直「うまくいってよかった…」とホッとした気持ちになります。これは設計者や施工に携わるモノづくりに携わる人々だけが味わえる「建設業界共通のやりがい」と「緊張感」だと思います。
また、河川から農業分野に至るまで、様々な分野の調査・設計業務に携わったことで、多角的な視点で物事を捉えることができるようになったのは、私の技術者としての大きな「武器」であり、また「やりがい」の成果だと考えています。
就職活動中の皆さんへ一言!
現在、建設コンサルタント業界は、他業種と同様に若手技術者が減少傾向にあり、省力化が求められています。このような厳しい社会情勢の中で、一成は若手技術者の割合が高い傾向にあります。
また、若手ながら様々な分野や、新技術(GISやドローン等)を活用した省力化に関する業務経験を積んでおり、これから技術者を目指す方にとっては育成・指導の面で頼もしい先輩となります。
業務が多岐にわたり、また社会が求める業務が時代により変化するため、それに合わせて技術を身に着けて行かなければならない、決して楽とはいえない仕事ですが、だからこそ達成感や自己研鑽という点では非常に「やりがい」のある仕事、会社だと思います。「やりがい」を求めて私たちと一緒に「頭」と「体」を動かしてみませんか?