ヤマネのお宿 製品詳細 今までの調査をグッと効率よく! 「ヤマネのお宿」は、八ヶ岳でヤマネの調査研究を行っている筑波大学において研究、開発されました。 今までの木製巣箱の「かさばる」、「確認しにくい」、「他の生物が入りやすい」の欠点を克服した最新のヤマネ調査用巣箱です。 ヤマネの調査研究のほか、里山や森の生き物観察や子どもの環境学習にも最適です。ぜひ、身近な森でヤマネに出会って下さい。 [ 参考リンク ] ・ヤマネ生息調査 http://yamanenoseisokubunpuiki.blogspot.jp/ ・研究報告(木製巣箱との比較試験) https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/52/1/52_15/_pdf 販売単位 10セット~ (大・中・小の3個で1セット) [ 付属品 ] 調査マニュアル 割り箸 結束バンド ヤマネのお宿の高所架設について 「ヤマネのお宿は、設置および点検の効率性を考え高さ1.5mに設置することを基本にご案内しており、十分な調査結果を得ることができております。 しかし、ヤマネは樹上を枝伝いに移動するため、巣箱の高さを3m、6mと高くするほどヤマネがお宿を利用する頻度が高くなることが分かってきました。 高い位置にヤマネのお宿を設置するには、ハシゴの使用や、ハシゴの昇降時に転落する危険性があり、点検の労力増や安全性の確保が難しいという問題がありました。 そこでこの問題を解決するため、筑波大学八ヶ岳演習林で考案されて、実際に実践されているヤマネのお宿の「ポールによるフック式巣箱高所架設」をご紹介いたします。 「ポールによるフック式巣箱高所架設」を利用すると高所に簡単に巣箱をかけられ、安全かつ効率的にヤマネの生息状況を確認することができます。 また、設置位置が高いため、アオダイショウやテンなどの天敵による巣箱加害に対しての防止にも有効です。 フック式巣箱高所架設は道具を自作することができますので、作成図面や利用方法について、さらに知りたい方は、一度お問い合わせください。 フック式巣箱の構造(ポールにひっかけるようになっています) フック式巣箱を設置している様子 フック式巣箱を設置している状況 フック式巣箱はヤマネの通り道の枝元に設置可能です 入り口に糸細工をしておくことで、ヤマネが入ったかどうかを、下から確認することができます。 パンフレットはこちら(PDF) お問合せ・お見積りはこちら