事業案内 太陽光発電等に関する環境影響評価(環境アセスメント) 人と地球が調和する持続可能な社会をめざして 当社は、法や条例による環境アセスメント制度の手続きに基づく、計画策定、各種調査の実施、方法書、準備書、評価書の作成から事後調査までの一連の手続き各種事業実施において必要とされる調査・対策検討の円滑な実施に向けたコンサルティングを行っています。 ご検討されている方は、専門スタッフが対応させいただきますので、ご相談ください。 ※兵庫県で太陽光発電所の新増設をご検討されている方 兵庫県では、事業区域面積が5ha以上の太陽光発電所の新増設する場合は条例に基づく環境影響評価を行う必要があります。また、事業区域面積が0.5ha(たつの市、小野市、三田市(市街化区域)、朝来市、多可町の区域は0.1ha)以上の小規模太陽光発電所を新増設する場合も、自然環境調査報告書の提出が必要になります。 人と自然が共生できる持続可能な社会に向けて 我が国においては、脱炭素社会の構築に向けて太陽光発電や風力発電などの導入拡大が進んでいます。しかしながら、全国では森林の開発や地域の同意を得られない場所に太陽光発電施設を設置する事例も多くみられますが、我が国には未だ多くの未利用地(ゴルフ場跡地や埋立地などの開発済みの土地)があり、自然環境への影響も少ない場所の活用を優先するべきと考えています。 また、環境省でも30by30(2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標)を掲げ、取り組んでいます。当社においても国の方針に従い、持続可能なエネルギーの発展と自然環境の保全及び再生にむけた取組に寄与していきたいと考えております。 ため池における水上設置型太陽光発電設備について 特に、近年ため池における水上設置型太陽光発電設備の導入が増えております。 当社では、ため池に太陽光発電設備を設置することは、夏場でも水温があまり上がらないため、水草が茂るのを防止する効果があることに加えて、ため池の維持管理を行っている水利組合の方や地域の方にも還元されるなど、それぞれがメリットを享受できる取組と考えております。 一方でため池は、農業用水の確保だけではなく、多面的な機能(生物の生息、親水空間等)を備えていることから、それらへの影響も少なからず考えられます。そのため、当社では、ため池の自然環境調査を行い、生息あるいは利用する生物への影響を回避・低減する方策を提案させていただきます。